内部統制にはチームビルディングが不可欠!?
2月は県外に20日ほどいました、、、(^◇^;)
データを取る中で解ったのですが、15日を超える県外出張があると、体感的に
「ヤベーーーー!!!!」
ってなります。
月10日ぐらいの出張ならなんとでもなるんですがねぇ、、、
2月の出張では、関東・東北・信越・北陸・関西を一巡しましたが、その先々で県の林務担当職員さんや林業会社の社長さんとお酒を飲む機会があり、色んな意味で色々と刺激的な出張を過ごすことができました。
(なんと、毎週2ヶ所で飲ませて頂きました、、、が、体重は、、、なんとかキープしています!!)
地域ごとに色んな林業があり、行政も現場も色んな考えがあり、、、
お酒を飲む中で、自分たちが良くなるためではなく、地域が、社会が良くなるために、それぞれの立場で何をすべきか?必死に考えて取り組んでいるということを強く感じました。
ここ最近の当社への依頼内容として、
「内部統制強化」×「業務管理」
といったものが増えています。
むしろ、めっちゃ増えています。
その背景として、林業事業体の不適正事案(補助金だけじゃなく、経理の不透明さからくる横領など)が、一気に表面化したことが挙げられます。
不適正事案自体は数年前に発生したものがほとんどで、
今時点の組織を見ると、かなり改善されている(不適正事案が発生しないよう取り組まれている)ように見受けられますが、
問題の発覚→具体的な対応策の明確化
というのを、過去の問題であったとしても、今立てなければならないというジレンマの中で、取り組まなければなりません。
さて、不適正事案がなぜ起こるのか?を理解する際に有名な考え方に、
「不正のトライアングル理論」
というものが挙げられます。
組織づくりを専門とした私の目から見ても、
「なるほど、なかなか優れたモデルだなぁ」
と感じるもので、
とてもよくできた理論だと思います。
で、不正が起こらない組織づくりに取り組む!
となりますと、多くの場合、
「チェックリストが必要~」
「管理規定等の規定を整える必要が~」
「権限の範囲を~」
といった議論になるかと思います。
しかし、そういった仕組み面を整えるだけでは、なかなか不正を防止する組織をつくることができません。
結局、問題を起こすのも、成果を上げるのも、
全て「人」に起因する問題なので、
「ヒト」×「仕組み」×「関係(コミュニケーション)」の3つの観点から、
対策を打ち立てていかないと、形だけとなってしまうワケですね。
私自身、自社においても、お客様先においても、業務進捗管理の仕組みづくりと、内部統制強化に同時に取り組もうとしています。
仕組みだけを重視するのではなく、
ヒトの育成 × 仕組みづくり × 相互関係の強化による内部統制強化
を目指して頑張りたいと思います。
(まさしく、内部統制強化はチームビルディングそのものですね(^^))