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行動が変われば組織が変わる、組織が変われば人が変わる


10月は天候が良く、気温もそれなりに良い絶好のキャンプ日和ですので、積極的にキャンプに行こうと思っています ^_^
先日は岡崎市が独自に実施するキッズデイ(10月2−4日を休暇にする)という取り組みがあったので、子供を連れて一泊キャンプをしました。

仕事で山に入ってばかりですが、レジャーとして山に入る機会の少ないので、また新しい山の魅力に気付く瞬間だったりします。

難しく言うと、

昆虫がたくさん取れる = 生物多様性機能

ハイキング、山遊び、川遊び = 文化、レクリエーション機能

になりますが、その辺りの経済価値も最近見直されているところですので、ただ木を伐って出すだけが林業じゃないという観点も持ちつつ、森林総合サービスとしての新たな価値を、SDGs絡めてできないかなぁ???なんて考えていきたいと思います。

さて、ここ半年間必死に取り組んできた森林組合様の事業再生案件について、第一四半期の決算数値が出てきました。


具体的な数値に基づいて効果を検証するということで、本当にドキドキ、、、だったのですが、結果は大幅改善!(良かったー(T ^ T))

四半期で数千万円の赤字だった組合がほぼ±ゼロに、職員皆様の努力に感謝しかありません。

森林組合全国組織の方に以前言われたのですが、事業再生局面に入った森林組合でV字回復した事例は聞いたことが無いとのことだったので、業界的に初の事例になるかもしれません╰(*´︶`*)╯♡

まだまだ油断できませんが、成功事例を積み重ね、強い組織へと共に成長できればなんて思っています。

ここで改めて、事業再生局面に入った組織が立ち直るために必要なことは何か?考えました。



結論はシンプルで


1,ものの見方を変えること

2,物事への取り組み方を変えること


この2点に尽きると思います。

言うは易し、為すは難し、ものの見方や取り組み方を変えるなんて簡単に言いますが、実際に実行しようとすると沢山の壁があり、なかなか実現に結び付けられない、というのが現実ではないでしょうか。

ここ最近、いろんな県から

「研修・セミナーで経営を良くするための指導をしてほしい」

「経営診断で経営状態の改善を指導してほしい」


といったご依頼を頂いています。

私はそういったご依頼に対し、まず最初に

「経営診断・研修・セミナーでは経営を良くすることはできません」

と返しています。
(中には研修・セミナー・経営診断で良くなる事例もありますが、それは職員さんがよっぽど問題意識が高く、優秀だったというだけで、再現性はありません

その上で、アクションラーニングを交えた組織開発なら、経営を良くすることができますよ、とお答えしています。

これは、先程の図で言うところの

知らない → 知っている = 研修・セミナー・経営診断の限界

知っている → やってみる = アクションラーニングを交えたコンサル


というところになるわけです。

経営改善計画を実施する段階で重要なポイントは、

・どういった優先順位に基づいて

・どういった時間軸(いつまでに、どのタイミングで)で

・誰がやるか

の3点に尽きます。

そして、知っている → やってみる、にステップアップする際には、この3点を意識しながら、組織(チーム)として取り組むことが重要になります。

なので、当社では付箋とB紙を交えてアクションプランワークをしています。

経営コンサルタントが直接、経営の改善に関わることのできる部分は本当に僅かだと思います。

だけど、経営改善のために、組織に貢献できることは沢山あると思います。

事業再生局面における経営コンサルタントの役割は、

「経営を改善するために必要な行動の実現を支援すること」

が大きいんじゃないかな?なんて考えたところでした。

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