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複雑な問題の解決に挑んでいく

当社忘年会の様子、あまりに楽しくて1次会の写真を撮り忘れました 笑

12月と言えば忘年会、どんどんお腹周りがキツクなる時期です_( _´ω`)_ペショ

当社は先週土曜日に忘年会をしたのですが、基本的に酒好きが集まっているので、夜中まで酒のペースが落ちることなく、とても楽しい会になりました。

私も、社員も、色々とぶっちゃけ話をしてくれるので、社長としてはとても楽しい時間です。
(世間では「忘年会スルー」とか言ってますが、なんて寂しい流行語なんだろう、、、と思いますよね(T_T))

翌日、 だいぶ頭がクラクラしてましたが、

当社の林業コンサル部門で色々とご指導頂いている、森林総合監理士の小森さんと、不明所有者対策に関する研修を受けに、新城まで行きました。

これから森林経営管理制度を実行に移す上でも、集約化を図るにしても、極めて重要なテーマになります。

現代林業などでもご執筆されている司法書士様
今後とも色々とご指導いただく予定です。

研修の主催は「特定非営利活動法人 穂の国森林探偵事務所」様、高橋代表は森林情報調査、人材育成、山主支援などの専門家として、幅広い活躍をされている方です。

研修を受講し、改めて感じたこととして、

林業界が抱える問題はあまりにも多岐にわたり、それぞれが複雑で難易度が高い、ということです。

現場のプロとして一所懸命に取り組むだけでなく、

政策面、個人所有者の権利関係、地域の意向、防災等公益的機能、林業従事者の待遇改善・雇用増加、林業会社の収益力向上など、一人で全ての問題に取り組むのが不可能!と言っても過言ではありません。

だからこそ、各分野の専門家が力を合わせ、複雑で大きな問題に挑んでいく必要がある、と言えます。


そんなことを考えていたら、ふと


「これって、プロジェクトチームと一緒だ」


ということに気づきました。

少なくとも、林業界が抱える問題の解決に挑むのであれば、

・森づくりに関する知識、経験が豊富な専門家(篤林家、指導林家)
・現場の技術指導、生産性改善が豊富な専門家(森林組合、プランナー)
・林政に精通した専門家(森林総合監理士、林政アドバイザー)
・ITやGISなど、森林情報システムに精通した専門家(システム系コンサル)
・法的な権利関係や所有者探索に精通した専門家(弁護士、司法書士)
・人材関係、担い手対策関係に精通した専門家(組織コンサルタント)


がチームになっていることが重要だと思います。

また、専門家が集まったら問題解決に取り組めるのか?というと、
現実的には上手くいかないケースが多かったりします。

何故か?

それは「リーダー役」がいないからです。

私の師匠コーチングファームジャパン社が作成した資料より抜粋

一昔前は、

・強力なリーダーシップ
・発言力、牽引力

が、リーダーとして重要だ!なんて言われていました。

でも、実際の現場では、そういったリーダーは孤立したり、パワハラと言われてしまったり、笛吹けど踊らず!なんて落ち込んだり、上手くいっていないケースが多くなっています。


高度経済成長期では、ある程度答えがあり、効率化・生産性向上=正解だったので、強力なリーダーシップが一番マッチしていたんですよね。


一方で、問題が複雑化し、高度化し、多岐にわたる現在では、専門性を高めた多様な人材の力をうまく引き出し、適所適材で問題解決に取り組まないと、解決できなくなってきています。

リーダーの役割というのが、「ボス」ではなく「コーディネーター」になってきている、と言えば解りやすいでしょうか?


そんなことを考えつつ、自己肯定するわけではありませんが、私が目指す役割はやっぱり「リーダー役」だなぁ、と思っています。
(重ねて申し上げますが、リーダーは「偉い人」ではなく、全体を「コーディネートする人」という意味で申し上げてます!)

別に現場のプロでもなく、GISも使えない、森づくりの知識・経験も浅い、だけど、それなりに各専門家の先生方に教えて頂き、要点だけは掴んでいると思っています。

そういう立場の人間だからこそ、一歩引いた立ち位置で問題を分析し、誰に、どのように取り組んで頂くと上手くいきそうか、考えて提案できるんじゃないかなぁ?と。

幸い、林業界の様々な専門家の先生にお会いし、ご縁を頂いておりますので、そういったご縁を活かしつつ、どんどんバージョンアップしながら、業界全体の問題解決能力を高めていきたいと、決意を新たにしています。

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