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人材育成は難しいが王道はある②

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出張の合間を縫って四国八十八カ所巡りをレンタサイクルで初めてみました。
山間部になりますので、ヒルクライムが大変、、、足がパンパンで生まれたての子鹿みたいになっちゃいます!

半年前に他界した父が好きだった四国八十八カ所巡り、私にとっては自分を見つめ直すのと、思考を整理するのと、ダイエットと、とっても良い時間を過ごさせて頂いています。(最後はとても重要!)

さて、前回のブログ「人材育成は難しいが王道はある①」の続き、以外と目を通して頂いている方が多く、とっても緊張しちゃいますねー(^0^;)

前回、組織づくりや人材育成に重要な、「成長段階のフロー」「シングル・ダブル・トリプルループ学習」について取り上げました。
核心に迫る話をしますと、この2点を結びつけつつ、現状把握をしっかりとした上で教育研修プログラムを組まないと、高い確率で失敗します。

簡単なおさらいになりますが、シングルループ思考(学習)とは、現状と結果から分析・反省・改善を繰り返し、より良い手段を探す方法になります。
日本の多くの企業におけるPDCAサイクルがシングルループ思考に陥っているのも、現状から結果と改善策を追求するという思考に執着しているからかもしれません。

ダブルループ思考(学習)とは、PDCAサイクルで定められる「プラン」や「目標」「改善策として考えてこられたこと」がそもそも正しかったのかどうか?というところに目を向けて、正しい手段を探す方法になります。

多くの経営者は中堅社員に対して、「もっと提案して欲しい!」「気づいて欲しい、意識が低いんじゃ無いか!?」と言いますけど、ニュアンス的にダブルループ思考を求めているのかなぁ?と、私は捉えています。

一方で、そもそも「ダブルループ思考」に辿り着けるように人材育成をしてきましたか?というのが私は疑問に感じています。

前回示した 「成長段階のフロー」

上図のフローにおいて、知らないからやってみる(わかる)、ぐらいまでは仕事を繰り返す中で辿り着くことができます。
なので、「知らない~やってみる(わかる)」ぐらいまでは、①技術研修②OJT教育③過去の分析を基にした改善活動、なんかが有効になるわけですね。

では、その次の「わかる~できる・している」に辿り着こうとした場合、ルーチンワークのようにひたすら同じ事を繰り返すだけで辿り着けるかというと、段々難しくなってくるわけです。
「そもそもこのやり方は正しいのか?」「今の目的・目標が正しいのか」といった目線が必要になりますので、もう一段階上の目線、ダブルループ思考が必要になってくるわけですね。

している、の段階はトリプルループ思考になるかと思いますので、今回は割愛します。

そうすると、先ほどのフローに教育のステージをはめ込むと、次図のようになると私は考えています(多分、いろいろな考えがあると思いますので賛否が出てくると思いますが、、、)

、、、だんだん学者的な話になってきましたので、ちょっと解りやすい話に戻します。

前回、製造業の経営者様に
「業績が停滞している製造業の社長は「製品」「品質」を自慢し、好業績・成長している企業は「人材育成」を自慢する 。
と言いましたが、この話を紐解くと、

・製品、品質を自慢する社長(必ずしも断言できる話ではありませんが!)
→社長が製品の企画、提案等を実施しているケースが多い
→社員に求められているのは「決められた手順に従って、正しい作業を行い、会社内で決められた品質を再現すること」に陥りがち
→そのため、主な教育内容は「技術や業務に関する指導」、組織力向上に関する取り組みは「マニュアル整備」など仕組み化が中心になる

という構図になります。
この状態で経営状態が悪くなったとしましょう、、、会社がどういう状態に陥っているか、イメージをしてみて下さい。

パッと思いつくイメージとして
・社長は「社員に経営改善策を求めても何も出てこない!」と怒っている
・社員は何をして良いか解らないので、目の前の問題を対処療法的に解決しようとする
・社長は「結局俺がやらないとダメだ!」となり、社員への信頼感が無くなる
みたいな感じではないでしょうか。
ちなみに、このケースはあるあるレベルと言っていいほどよくある話です。

先ほど示したフローで言うと、「シングルループ学習」しかしていないので、それ以上の改善ができない状態にある、ということですね。

次に、うまく行っている社長のケースを私の経験則に当てはめてみます

・人材育成を自慢する社長(思い込みのケースもありますので、うまくいっている社長に限定して下さい)
→技術や業務に関する教育だけでなく、ロジカルシンキングやコーチングも交え、物事の本質を捉え、考える習慣づけの訓練を日常的に行っている
→問題が起こったとしても、小集団やグループで「改善する為に何をすべきか」の打ち手を考えることができる
→経営者は意思決定に集中できる

という状態になっているはずです。

さてさて、、、だいぶ長くなってしまいましたので、また次回に続けたいと思います。

次回はいよいよメインテーマである「じゃあ、ウチはどんな教育をしたらいいの!?」という話について取り上げたいと思います。

ちなみに、その辺も含めて「ワケわかんねー!!という社長さん、是非とも当社にご相談下さいね!←ココ超重要!!毎回くどい!!!!!!!!!

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