「いま」に感謝して「あした」を創る
ピースマネイジメント
社長ブログ

組織のビジョンを実現できる組織づくりに向けて

トップ > 社長ブログ > 組織のビジョンを実現できる組織づくりに向けて

8月は記憶が飛びそうなぐらい忙しく、家に帰る度、子供が大きくなってる気のする毎日でした 苦笑
2つの大きなプロジェクトを無事納品でき、ホッとしたのも束の間、新たに複数の県からプロジェクトの打診を頂き、再び慌ただしくなっています。

そんな毎日ですが、8月の終わりがけに5つの森林組合を訪問し、コンサルティングを実施してきました。

森林組合も民間企業ですので、当然儲けが必要になりますし、売上・利益や人材育成・組織づくりといったものも必要になります。
多くの場合、目的・目標といった「経営ビジョン」が無く、単年度目標に従った、場当たり的な経営をしていますので、その辺りを時間軸という考え方を入れながら、中長期の目的・目標設定につなげていくといった取り組みを続けています。

さて、目的・目標設定(≒経営ビジョン、とします)について、掲げたものをどのような体制で実施していくと良いのか、改めて考える機会がありました。

一般的に、経営ビジョンは上層部が決め、それをトップダウンしていく形で実行されます。

全社目標 → 部門目標 → 担当課目標 → チーム目標 → 個人目標

という流れが一般的ではないでしょうか。
これを絵に落とし込むと、こんな感じになるかと思います。

参照:㈱コーチングファームジャパン社 チームビルディング養成講座テキスト

では、この経営ビジョンを実現する場合、トップダウン(指示・命令系統が明確)型の組織が適している、となるかと問われれば、決してそうでは無いと考えます。

上図で着目する必要があるのは、ある人にとっての目標(ビジョン≒計画)はチームの目的 (戦略・戦術≒実行)になり、チームの目標は部門の目的になり、というように、上から下だけでなく、下から上という双方向の流れが起きている、という点です(これを目的目標のカスケードダウンと言ったりします)。

指示・命令系統が明確なトップダウン型組織では、下から上という流れが起きにくいため、一見すると効率的で正しいように見えますが、軌道修正や方向転換が難しく、実行部分の反省等検証が難しくなるわけですね。

トップダウン型組織(指示・命令系統を重視)

では、どういう組織(リーダーとの関わり)が適しているかと問われると、私はスター型組織が現代の経営、経営ビジョンの実現に適していると考えます。
(ルーチンワークを続けることが最も成果に繋がるビジネスモデルなら、トップダウン型組織が適していますけどね、、、(~_~;))

スター型組織(リーダー単位)のイメージ
スター型組織のカスケード型(これは私のイメージです)

スター型組織を簡単に表現すると、リーダー・社員間での相互連携を重視し、リーダーは指示・命令をするのではなく、個々社員の力を引き出し、連携を促すことで業績向上を目指す形態を指します。

目で見たままの印象になりますが、情報の矢印数がトップダウン型組織よりはるかに多くなりますので、統制が難しく、一つ狂うとバラバラになる恐れもありますが、組織のビジョン、部門のビジョン、チームのビジョンが明確になっていれば、個々の役割が明確になり、その役割を果たすために、社員各々が力を発揮されます。

トップダウンでは横の連携が難しいため、「チームで仕事をしよう」「部門横断的に改善しよう」と言ってもなかなか改善が進みませんが、スター型・カスケード型組織を実現できれば、組織の改善と成長も進んでいくワケですね。

ということで、業績を挙げ続けられる組織へと成長するためには、

①経営ビジョンの明確化
②目的・目標のカスケードダウン
③経営管理者層レベルからのスター型組織(プロジェクトチーム構築)
④スター型組織形態での運営実施と反省、改善
⑤チームへのスター型組織展開(徐々に下に、下にとリーダー人材を育成)

といった流れになるのかな?

こうやって考えますと、組織のビジョンと目的・目標のカスケードダウンができていないと、組織開発に取り組もうにも上手くいかないなー、と改めて感じました。

同様に、「経営コンサルタント」という立場においては、経営ビジョンと目的・目標のカスケードダウンが真っ先に取り組むべき仕事だと改めて考えたところです。

弊社にご関心をお持ちいただきまして、ありがとうございます。
林業・組織づくりコンサルティングに関すること、
その他のお問い合わせについてもお気軽にご相談下さい。

ピースマネジメントロゴ
Copyright © 2019 PsManagement Corporation. All rights reserved.