こんな擁壁は危ないかも!?Part2
こんにちは!
前回のブログでは擁壁の危険性について記載しました。
今回は、安全な擁壁とはどのようなものなのかをお伝えしていきたいと思います!
まず既存擁壁の安全性の前提は、検査済証があるかどうか、です。
擁壁の検査済証を取得することで法律上の許可をクリアしていること、確認申請が適切に行われたことが確認できます。
しかし、中には検査済証がない場合も。
高さ2メートル以下の擁壁は工作物申請の必要がないため、検査が無く、検査済証もありません。
検査済証がない場合は下記のポイントをチェックしましょう!
①水抜き穴はあるか、水抜き穴からしっかり水が流れ出ているか
→3㎡以内ごとに1つの水抜き穴が必要
②表面にひび割れや傷、変形がない
→幅の広い亀裂がある場合は専門家に確認した方が安心
③二段擁壁ではない
→二段擁壁は違反建築の可能性も、、、!
擁壁の対応年数はRC造で30~50年程とされています。
立地や周辺環境などで差はありますが、20年を経過したあたりから劣化しやすいため、擁壁のある土地にお住まいの方、自宅の近くに擁壁があるという方は一度チェックしてみるのがいいかもしれません。
森 友梨奈