どうやって街は造られている??
7月に入り気温が30°を超える日が多くなってきました。まだまだ梅雨真っ只中ですが本格的な夏を迎える前に夏バテ予防をして有意義な夏を過ごしたいですね✨
そして梅雨が明けるといよいよ夏休みシーズンとなり皆さん旅行に行かれる方も多いと思います。新幹線で都心やテーマパークへ行ったり、車で田舎やキャンプへ行ったりと色々なプランがありますが、移動中や目的地の街並み、風景に目を向けてみると面白い特徴があります。
例えば都心部に近くなるほどデパートやボーリング場、カラオケといった商業施設、遊戯施設が多くなります。逆に田舎へ向かうほど遊戯施設は少なくなり、田んぼや畑などのまったりとした雰囲気が強くなります。(当たり前のことですね。。。)
これには確りと理由があります。
ズバリ都市計画法によって土地の用途が決められているからです!
この都市計画法では土地を大きく都市計画区域と区域外に分類しています。さらに都市計画区域は市街化区域、市街化調整区域、非線引き区域の3つに分類されています。
市街化区域はおおむね10年以内に計画的な市街化を進める区域で、住宅街や都心部といった人の流れが活発であるエリアが多いです。市街化調整区域は住宅や商業施設の建築が原則認められていない、市街化を抑制する区域で、田んぼや畑などの農地や山林に多く見られるエリアです。非線引き区域は前述の2つに該当しないエリアです。
これらの区域分けや用途地域によって「住宅街に工場やパチンコ店が立地する」といった用途の混在を防ぎ、良好な都市環境が造られているのです。
次回以降、各区域毎の特徴や住宅購入を検討されている方に抑えておいて欲しいポイントを説明していきます。
森 友梨奈