宅地開発のいろは
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宅地開発を行う時には、事前に現場の状況をしっかりと調査する必要があります。
(下記は必要となる調査の一部です)
〇都市計画区域の確認
山林や水田を宅地とする場合、計画地が市街化区域である必要があります。
〇計画地からの排水先
計画地からの水を排水できる側溝等があるかを確認します。排水先が県道や国道になる場合、流量計算書の提出が求められます。
〇上下水道本管の埋設状況
計画している区画数の引き込みが可能か、下水道は整備されているのか、浄化槽の地域なのかを確認します。
〇消防水利の確認
計画地付近に消火栓、防火水槽などの施設があるか確認します。既定の距離に消防水利が整備されていない場合、新たに新設する必要があります。
〇道路形状の確認
開発道路を作る際、どのような形の道路が作れるかは各自治体で変わってきます。道路を自治体へ帰属するかどうかでも作れる道路の形状は変わってくるので事前の調査が重要となります。また道路を新設する際は同時に32条許可申請も必要となります。
他にもまだまだありますが、計画時にこれら重要事項を見逃してしまうと、後から思わぬ費用が掛かってしまう場合もあります。
当社では宅地開発に係る事前調査等もお受けしておりますのでお気軽にご相談ください。
森 友梨奈