新潟県「異業種等林業参入研修会」に講師として登壇しました
令和8年5月22日に新潟県農林水産部林政課が主催した「異業種等林業参入研修会」において、当社代表取締役の江越卓真が講師として登壇いたしました。
本研修会は、新潟県が推進する循環型林業の実現や、国が進める花粉発生源対策に必要な森林整備の担い手確保を目的として開催されたものです。建設業、造園業、産業廃棄物処理業など、林業への参入に関心を持つ異業種の事業者や、これから起業を検討されている方々を対象に、林業に関する基礎知識や参入に向けた考え方を学ぶ機会として実施されました。
当社は、「林業界への異業種参入セミナー」を担当し、林業の魅力や将来性、林業界の仕事の種類、異業種から参入する際のポイント、収支事例、認定制度や資格制度などについて講義を行いました。林業は、素材生産や造林・保育だけでなく、測量、森林調査、獣害対策、森林整備、木材利用、苗木生産など、幅広い仕事が存在する分野です。そのため、異業種で培ってきた土木施工、重機操作、現場管理、測量、労務管理、安全管理などの経験を活かせる可能性があることを、具体例を交えてお伝えしました。
また、新潟県内の森林・林業を取り巻く状況を踏まえ、森林資源の活用、担い手不足、林業事業体の人手不足、外部事業者との連携可能性などについても解説しました。林業界に新たに参入するうえでは、単に作業を請け負うだけでなく、地域の森林組合や林業事業体、行政機関との関係構築を進めながら、段階的に経験を積み、認定制度や入札参加資格の取得等を通じて事業領域を広げていくことが重要となります。
当社では、これまで全国各地の森林組合、林業事業体、自治体に対して、経営診断、研修、人材育成、調査分析、組織改善支援等を行ってきました。今回の研修においても、林業経営に関する実務的な知見と、異業種事業者にも分かりやすい説明を重視し、林業参入に向けた第一歩を後押しする内容となるよう努めました。
林業は、担い手不足や収益性の確保など多くの課題を抱える一方で、森林資源の循環利用、地域経済の活性化、脱炭素社会への貢献など、大きな可能性を有する分野です。当社は今後も、林業界内外の多様な人材・企業が連携し、新しい林業の形を創り出していけるよう、実践的な支援を行ってまいります。

