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ちょっと変わった形の敷地をご紹介

土地にはさまざまな規模や形状のものがあります。土地の形は大きく分けて「整形地」と「不整形地」があり、それぞれの特徴があります。購入価格も大きく変わってくるため、それぞれの土地の特徴をしっかり理解しておきましょう。
まず整形地とは、正方形や長方形などのようにある程度形が整っている土地を指します。建物を建てる際に敷地全体を有効活用することができるため、建物が建てやすいといった特徴があります。
それに対して不整形地とは、整形地以外の土地の総称です。形が整っていない三角形をしている土地や、境界がギザギザになっていたり、傾斜がある土地を指します。整形地に比べ費用が安いという特徴がありますが、建築物を建てる際に活用しにくい場合もあるため注意が必要です。
不整形地にはさまざまな形があります。代表的な形をいくつかご紹介します。

◯旗竿地

道路に接している入り口部分が狭く、そこから細い道を介して奥まった土地のことを指します。竿に旗がついているような形状であることから旗竿地と呼ばれています。旗竿地では、道路に接している部分の幅員を必ず確認するようにしましょう。法律や条例で定められている幅員を満たしていない場合は、新しく家を建てることができません。建築可能な幅員であっても、家を建てる際に重機やトラックが公道から入ることができないと建築費用がかさんでしまうこともあります。

〇三角形、台形の土地

整形地と言われる正方形や長方形の土地と比べて、三角形や台形の土地の場合はデッドスペースが発生しやすいです。台形の中にはほぼ整形地のように使える土地もあれば、短辺が極端に短い土地もあり、その形状によって活用の難易度が変わります。
不整形地の状態にもよりますが、傾斜がある土地や崖地など、整形地にしないと建築物が建てられない場合は、工事に多額の費用がかかってしまいます。せっかく不整形地として安く購入した土地でも追加費用で高くついてしまうこともあるので注意が必要です。
不整形地にはデメリットが多い印象がありますが、条件や目的に見合った土地を見つけることができれば、費用を抑えて住宅を建築することができるかもしれません。土地を探す際には、不整形地にも目を向けてみると良いでしょう。
弊社ではより複雑な形の敷地でも、より資産価値の高い設計を実現いたしますので、不整形地の活用にお困りの際はいつでもご相談ください。

森 友梨奈

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