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コラム

色々な開発道路の形

宅地分譲など、比較的規模の大きな土地開発を行う際は、接道義務(幅員4m以上の建築基準法上の道路に、2m以上接道していないと家は建てられない)を守るためにもその土地の中に開発道路を造る場合があります。開発道路を造るには、都市計画法に基づく開発許可を受けなければなりません。開発道路には通り抜けできる形状のものもあれば、行き止まり道路だったりもします。今回は、様々な開発道路の形をご紹介したいと思います。

〇通り抜け道路

既存の道路に接続し、通り抜けが出来る形に設計された道路です。
開発行為完了後は各市町村へ帰属されることが多い道路の形です。

行き止まり道路

展開広場を設けた行き止まり道路です。 行き止まり道路は私道としてその道路に接している敷地に住んでいる人全員で管理している場合が多くなっています。

〇T型

展開広場がT型になっている行き止まり道路です。先ほど紹介した片側のみに展開広場がある行き止まり道路よりも車の展開スペースが広く設計されているため、車の出入りがしやすい特徴があります。

〇P型

アルファベットのPの形をした開発道路です。こちらの図面はP型の道路からさらに展開広場を設けた行き止まり道路を設計しております。P型の道路は展開することなく車の通行が出来るうえに、基本的にはその道路に接している敷地の住民しか通行しないため、人や車の通りが少なく比較的静かな環境と言えるでしょう。

これらの形は一部ではありますが、開発道路はその土地によって様々な形で設計されています。今回ご紹介した図面は、すべて過去に当社で設計した図面です。当社では、開発道路を含めその土地を最大限活用できる設計をしております。宅地分譲をお考えの際はぜひ当社にご相談ください。

森 友梨奈

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