道路は人や車が安全に通行できる目的で作られているものですが、交通以外にも電気、ガス、水道などの生活に欠かせないライフラインの通り道にもなっています。
こうした設備は、電線のように空中を通っていたり、水道管のように道路内に埋設されていたりと様々ですが、どんな形であっても道路を断続的・独占的に使用することを「占用」と言います。
このように、道路を占用する際にはその道路の管理者に申請し、道路占用許可を取得する必要があります。

以下のような場合、占用許可が必要となります。
・道路上での建設工事、修繕工事
・道路上に仮設物を設置する場合（足場や看板など）
・道路上でのイベントや催し物、ブース設置

道路に直接置かれるものだけではなく、道路上の空間に看板などが突出する場合も対象になります。

占用許可の申請を行う際は設置する物件の平面図や構造図、占用に伴い工事を施工する場合はその工事内容が分かる書類や安全対策についての計画書を提出する必要があります。また、占用する物の種類や大きさ、面積によって占用料金が求められる場合もあります。詳細は各自治体によって異なりますので事前に審査を対応する窓口で確認するのが良いでしょう。

当社では占用許可申請時の図面作成、申請書類の作成も行っております。占用許可の取得実績も多数ありますので、ご相談がありましたらいつでもお問い合わせください。

森　友梨奈