オンライン化≠低コスト化、という考えが重要なのでは?
前回のブログから早1カ月、9月はあっという間に終わりそうです(;’∀’)
新型コロナウィルスという大きな国難に見舞われていますが、
それでも経済は平常化に向かおうとしているのか、
今まで通りのような活動に戻ってきつつあるように感じます。
かくいう私も、
「ここに出張しました!」
なんて無責任な発信を控えているだけで、
例年通り、毎週のように県外出張していたりします(#^^#)
先日、久々にお会いした仕事仲間に
「仕事大丈夫?」
と聞かれましたが、全然大丈夫ですよ。
とはいえ、
全く何も変わらずに例年通りかといえばそうでもなく、
仕事の進め方とか、サービスの提供の仕方とか、
色々な面で変化することが、
当社においても求められています。
まずは、やっぱりこれらですね(;^_^A
県によって派閥?があるようで、
色々なオンライン会議システムに対応しなければならなくなりました。
まぁ、、、
全部使ってみての感想、、、
ボタンの位置からコマンドの名称から画面の配置まで、
どれもほとんど一緒やん!
と、いうことで、
どれか1つでも使ったことがあるなら、パッと使えると思います。
気持ち、
Zoomは画質が悪くて速い、
Webexは画質が良い分レスポンスが悪い、
Teamsは多機能だけど重い、
という印象です。
実際のところはどうなんでしょう?
さて、このオンライン会議システムを活用して、
「オンライン研修を実施してほしい」
「経営診断もオンラインでできないか」
という依頼を受け、現在取り組み中です。
が、なかなか難しいもので、
研修を実施する場合は相手の反応が読みづらい、、、
市町村職員はシャイな方が多いので、
講義開始と同時にほぼ全員ビデオをオフにするなんてこともありました。
私としては力を発揮しきれず、
「うーん、、、不完全燃焼」
という印象を受けています。
そこでふと、コミュニケーションコスト(≒意思疎通にかかる時間、手間、労力)はどう変わるのか?と考えてみました。
本来、相手との意思疎通に必要なコミュニケーションコストは、
手段や媒体が変わったとしても大きく変わらないのかもしれません。
その前提に立つと、
対面するまでに発生するコストが減った分、
その他の部分にコストを費やさないと、
従来通りのコミュニケーションが成立しないと考えることができます、
例えば研修の場合、
①相手の変化や反応を見るために講義スピードを落として、丁寧に相手の反応を聞く
②講師が一方的に話す時間を減らし、双方向での講義時間を増やす
③受講者同士が意見交換、フィードバックし合う時間を増やす
なんてことが考えられます。
コンサルの場合では、
①事前に確認資料のやり取りを丁寧にしておき、当日は資料を双方が理解した状態でコンサルに入る(メールなどでの事前仕込み作業が大変(;^_^A)
②診断ツールなどで伝えやすいように見える化を図り、考えが伝わりやすいように工夫する
③オンラインは双方向での議論がしにくいので、まずはお互いの考えを一方的にぶつけ、クールダウンタイムを設けながら、議論を進める
などの例が考えられます。
で、、、何が言いたかったかと言いますと、、、
オンライン化することでコストダウンできているだろうから、
講師謝金やコンサル報酬が下がる
なんて思わないでください!!
(これはこれで、結構模索しながら苦労してます( ;∀;))
そういえば、今まで面倒だからやろうと思いませんでしたが、
「コンサル技術をガチで高めたい人達の勉強会的なもの」
をオンラインでやってみたいなぁ。