時代の移り変わりと共に、人も組織も変わっていかなければならない
いよいよ繁忙期に入ってきました(^◇^;)
今日はあっちの県、明日はあっちの県、、、と、林業関係でお仕事をしていると、どうしてもこの時期に研修関係などが多くなりますので、移動がかなり大変になります。
カラダがガタガタ、、、と言いたいところですが、林業界の大御所方も同じように全国を飛び回ってお仕事をされていますので、まだまだ若い私は弱音を吐けません!
全国の色々な場所で林業に関するお仕事に携わらせて頂いておりますと、地域地域の様々な事情を目の当りにし、深く考えさせられます。
特に、千葉県は台風15号や台風19号、その後の豪雨被害などが重なり、県内の森林に大きな被害が生じました。
県内の林業関係者に話を聞くと、利用間伐どころではなく被害木処理がしばらく続きそうで、今後も間伐というよりは被害跡地の再造林を中心に考えていかなければならないという話でした。
もともと私は森林施業プランナーという制度ができた頃に、林業経営コンサルティングを手掛ける会社で色々と学んできましたので、プランナー制度を軸とした利用間伐の促進、スギ・ヒノキ等針葉樹を中心とした素材生産量の拡大、という分野に深い思い入れがあります。
一方で、林業の成長産業化に向け、素材生産量拡大などを中心としてきた林業政策が、転換点を迎えているように感じています。
また、森林施業プランナーの役割も、社会情勢や時代のニーズといった外部環境の移り変わりと共に、変化していかなければならないと、私は感じています。
組織・リーダーシップも外部環境や時代の変化にあわせて変わっていくことが求められていますので、これからドンドン不透明さが増していくんでしょうね。
人、組織の関係が変わればリーダーの役割も変わりますし、ビジネスモデルを転換するには、仕組みなどを中心とした組織力とそれを実行する職員達のコミュニケーションといった関係力が重要になってきます。
また、新しいビジネスモデルを生み出す力、それを現実的な形に落とし込む力、実行できるような仕組みに仕上げる力など、関わる人達に求められる能力・役割も、どんどん複雑になっていきます。
どんどん複雑になり、答えが無い世界に突入していくからこそ、チームの力で乗り越えていく、そんな取り組みが林業界ではますます重要になってくると思いますし、新たに創設される森林経営プランナーでは、そういったテーマが中心になっていくとイイなぁなんて思ってたり。
と、研修が終わった後の脱力感の中で、エモいブログを書いてみました\(^^)/