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危険!?こんな塀はありませんか?

本日はコンクリートブロック塀の危険性について記載したいと思います。
コンクリートブロック塀は景観をよくする為、プライバシーの確保の為、防犯の為など様々なメリットがあるので住宅の建築の際には多く使用されています。
その一方で、地震や老朽化などにより倒壊してしまう危険性も持ち合わせています。万が一倒壊した際に人や物に被害を与えてしまった場合、その責任は所有者に課せられます。ご自分の安全の為にも、自宅のブロック塀が安全であるかを確認しておくことが大切です。

以下は危険なブロック塀のチェックポイントになります。

①傾きやぐらつきがある
 塀が傾いていたり、手で押したときにぐらつきがあるものは少しの地震でも倒れてしまう可能性があります。

②表面にひび割れがある
 ひび割れがあるとその部分から雨水が入り、中の鉄筋を錆びさせてしまい、耐久性を低下させてしまいます。

③高さが高すぎる
 ブロックの厚みが10㎝のものは高さ2.0m以下、15㎝のものは2.2m以下である必要があります。

④控え壁の間隔が広すぎる、控え壁がない
 高さ1.2m以上の塀では控え壁が必要になります。その間隔は3.4m以下です。

⑤石垣などの上にブロック塀が建っている
 石垣の上にある塀は、中の鉄筋が石垣に固定されないため、少しの揺れでも倒れてしまう危険があります。またこのようなブロック塀は二段擁壁と言い、違法建築になります。

全国建築コンクリートブロック工業会ホームページより引用

ブロック塀の耐用年数は最大で30年程と言われています。
実際には目安となる年数より早く寿命を迎えるケースも多くみられるので、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。

森 友梨奈

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