土砂災害警戒区域
こんにちは!
前回のコラムでは、特定都市河川について記載しました。
雨による災害といえば他に土砂災害もあります。
今回は土砂災害警戒区域について記載したいと思います。
各都道府県では、万が一土砂災害が発生した場合、住民の命に危険が生じる可能性がある地域を土砂災害警戒区域(イエローゾーン)として指定しています。
区域内では速やかに避難が行えるよう体制の整備が図られています。
土砂災害警戒区域に指定されたからといって、区域内での開発行為や建築行為の制限はされておりません。
土砂災害警戒区域の中でも、土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)とされている区域もあります。
これは災害が発生した場合、建築物に破損が生じ、住民の生命または身体に著しい危害が生じる恐れがある区域として指定されています。
この区域では一定の開発行為が制限されていたり、建築物の構造が規制されていたりします。
お住まいの土地が土砂災害警戒区域に指定されているかどうかは、ハザードマップや各市町村の役所で確認でるので、一度確認してみるのもいいかもしれませんね。
次回、必要となる具体的な対策方法についてご案内します。
森 友梨奈